ドリーム小説 「「「「「あけましえおめでとうございます」」」」」

全員が神社に集まって挨拶。

「ほいじゃ行きますか」

八左ヱ門が言って、私達5人は歩きだした。





「あ!!豆腐田楽!!」

「兵助、あとで」

「雷蔵!!お面!!」

「三郎、あとで」

「あ、りんごあめ!!」

、あとで」

自分勝手に行動しようとする私、兵助、三郎を八左ヱ門と雷蔵が止める。

「「おまいりしてから!!」」

「「「はーい」」」

今日も良い返事。





「みんな5円持った?」

参拝するために並んでいる時、雷蔵が言う。

お前はお母さんか。

「なくすんじゃないぞ」

八左ヱ門お父さん出現。

「とくに兵助」

名指しですかお父さん。

おい兵助、元気良く返事するな。

周りの人の視線が痛いぞ。





「何お祈りした?私は毎日豆腐食べられますように!!」

「おい兵助、口に出したら意味ないんだぞ」

「え、そうなのか!?」

「知らなかったのか・・・・・・」

「でも兵助なら毎日食べられそうだよね」

「ま、確かにな」

「やった!!豆腐!!」

「にしてもさみぃな」

「並んでる時間長かったもんね」

「あっちで甘酒配ってんぞ」

「行く行く!!」

早歩きになる4人。

私は立ち止まって彼らの背中を見る。

「どうした?」

「置いてくぞ」

「あ、もしかして甘酒嫌いだったか?」

「お汁粉も配ってるけどそっちにする?」

4人が振り返って言う。

「ううん、甘酒好き。ごめんね」

私は4人の元へ掛ける。

4人は私を笑顔で迎えてくれた。





今年もずっと、4人と一緒にいられますように。