ドリーム小説

「伊作ー!!」
試合終了の合図が鳴って、留さんが僕の元に駆け寄ってくる。
続いて他の6年の皆がニヤニヤ笑って歩いてくる。長次はいつもの表情だけど。
「留さん・・・・・・僕はもう男としてやってけないよ・・・・・・」
「潰れたか」
と、仙蔵。
「見るからに思いっきりやってたもんな」
と、小平太。
「ごめんごめん。力加減出来なくてさ」
と、
「てめぇぇぇえええ!!お前自分が何やったかわかってんのか!?」
と、留さん。
「勿論わかってるよ。伊作のち「うわあ!!」を思いっきり蹴った」
声に出して言わないでくださいさん。
「反省の色がまったく見えないが・・・・・・」
と、文次郎。
「反省してるよー」
と、
「顔が笑ってるぞ」
と、仙蔵。
え?笑ってる?嘘だよね?
「あ、ばれた?」
と、
えぇぇえ!ほんとに笑ってるの!?僕こんな状態なのに!?
って、ホントに笑ってる・・・・・・。
「うっ・・・・・・ひどいよ!!僕これから女の子として生きてかなきゃだめじゃん!!」
「いや、それはないと思うぞ」
と、長次。
冷静なツッコミありがとう・・・・・・。
「あー、わかったよ」
と、
面倒くさそうな声色な気がするのは気のせいだよね?
「看病すればいいんでしょ?」
「え?」
看病って・・・・・・。
「手が良いの?口が良いの?」
「えぇぇぇぇぇえええ!?」
「あ、いいな伊作」
うるさい小平太!!
「あはははは冗談冗談あはははははは顔真っ赤あはははははは」
人に向って指さしちゃダメですさん。
「うわぁぁぁぁぁあああああんっ!!が虐めるよぉっ」
「くっ・・・・・・伊作になんてことを・・・・・・」
うぅ・・・・・・留さんだけだよ心配してくれてるの。
皆僕が女の子になってもいいって言うんだね!!
っ!!」
留さんがの名前を叫ぶ。
「何?」
「勝負しろ!!」
「え?勝負?」
、何かわくわくしてるよね、君。
「ああ。ではいくぞ」
「望むところだ!!」
『なんと、留三郎先輩が勝負を挑んでさんがそれを受けた!!』
「ちょっと待ったぁぁああっ」
『おぉっと!!それを文次郎先輩が止めました!!』
「俺とも勝負しろ!!伊作にひでぇことしやがって・・・・・・許さん!!」
文次郎・・・・・・それに留さんも、ありがとう。僕は良い友達をもったよ。
「ふははははははかかってきなさい!!」
3人が構える。
「なら、私も参戦しよう」
だけど、仙蔵が3人を止める。
『ななななんと、仙蔵先輩までもが参加!!さすがに3人相手はきついんじゃないでしょうか』
「うーん。3人はちょっとなぁ・・・・・・」
ぽりぽりと頬をかく
3対1はさすがにきついよね・・・・・・。
「誰が3対1だと言った」
え?
「私は側につくぞ」