ドリーム小説
8
「伊作ー!!」
試合終了の合図が鳴って、留さんが僕の元に駆け寄ってくる。
続いて他の6年の皆がニヤニヤ笑って歩いてくる。長次はいつもの表情だけど。
「留さん・・・・・・僕はもう男としてやってけないよ・・・・・・」
「潰れたか」
と、仙蔵。
「見るからに思いっきりやってたもんな」
と、小平太。
「ごめんごめん。力加減出来なくてさ」
と、。
「てめぇぇぇえええ!!お前自分が何やったかわかってんのか!?」
と、留さん。
「勿論わかってるよ。伊作のち「うわあ!!」を思いっきり蹴った」
声に出して言わないでくださいさん。
「反省の色がまったく見えないが・・・・・・」
と、文次郎。
「反省してるよー」
と、。
「顔が笑ってるぞ」
と、仙蔵。
え?笑ってる?嘘だよね?
「あ、ばれた?」
と、。
えぇぇえ!ほんとに笑ってるの!?僕こんな状態なのに!?
って、ホントに笑ってる・・・・・・。
「うっ・・・・・・ひどいよ!!僕これから女の子として生きてかなきゃだめじゃん!!」
「いや、それはないと思うぞ」
と、長次。
冷静なツッコミありがとう・・・・・・。
「あー、わかったよ」
と、。
面倒くさそうな声色な気がするのは気のせいだよね?
「看病すればいいんでしょ?」
「え?」
看病って・・・・・・。
「手が良いの?口が良いの?」
「えぇぇぇぇぇえええ!?」
「あ、いいな伊作」
うるさい小平太!!
「あはははは冗談冗談あはははははは顔真っ赤あはははははは」
人に向って指さしちゃダメですさん。
「うわぁぁぁぁぁあああああんっ!!が虐めるよぉっ」
「くっ・・・・・・伊作になんてことを・・・・・・」
うぅ・・・・・・留さんだけだよ心配してくれてるの。
皆僕が女の子になってもいいって言うんだね!!
「っ!!」
留さんがの名前を叫ぶ。
「何?」
「勝負しろ!!」
「え?勝負?」
、何かわくわくしてるよね、君。
「ああ。ではいくぞ」
「望むところだ!!」
『なんと、留三郎先輩が勝負を挑んでさんがそれを受けた!!』
「ちょっと待ったぁぁああっ」
『おぉっと!!それを文次郎先輩が止めました!!』
「俺とも勝負しろ!!伊作にひでぇことしやがって・・・・・・許さん!!」
文次郎・・・・・・それに留さんも、ありがとう。僕は良い友達をもったよ。
「ふははははははかかってきなさい!!」
3人が構える。
「なら、私も参戦しよう」
だけど、仙蔵が3人を止める。
『ななななんと、仙蔵先輩までもが参加!!さすがに3人相手はきついんじゃないでしょうか』
「うーん。3人はちょっとなぁ・・・・・・」
ぽりぽりと頬をかく。
3対1はさすがにきついよね・・・・・・。
「誰が3対1だと言った」
え?
「私は側につくぞ」