ドリーム小説

「私は側につくぞ」
仙蔵って人の発言により辺りがしんとなる。
えぇえ!?何で私側!?
いや、ありがたいですよ?3人相手はきついからね!!
でもさ、何で!?
「何故だ仙蔵!?」
えっと・・・・・・目の下に隈がある人、文次郎って人が言う。
の実力を知りたいからな。味方になったほうがわかると思ったんだ」
な、なるほど。
確かにそうかもしれない。
「それに」
ん?それに?
「こっちの方が面白そうだろう」
ズテッ
ギャラリーがこけた。
おぉ!!よくアニメでやってるこけ方だ!!
『仙蔵先輩がさん側についたのは・・・・・・』
『ななななんと面白そうだからという理由!!』
『仙蔵先輩らしいですねぇ』
あぁ、らしいってことは、元々そういう人なんだ。
「はいはいはーい!!」
「どうした小平太」
小平太って人が元気良く手を挙げている。
「仙蔵がちゃんにつくなら、私も!!」
私の隣に立つ小平太って人。
「・・・・・・・・・・じゃぁ、人数的にこっちか」
「あー、長次と離れたか」
小平太って人が言うには、留三郎って人の隣に立った人は長次と言うらしい。
「・・・・・・・・お前らもやるのか?」
留三郎って人が言う。
「面白そうだから!!」
「人数的に」
なんという理由。
『では、よ〜い』
鉢屋三郎って人が例のピストル。
「待て」
今にも撃とうとするところを、仙蔵って人が止めた。
「文次郎と小平太は入れ替われ」
「はぁっ!?なぜだ!?」
「私ちゃんと一緒が良い!!」
「黙れ」
うっわぁ。女王様がいる女王様が。
「文次郎と留三郎が一緒にいたらだめだろう」
「あー・・・・・・」
「そうだった・・・・・・」
「え?何で?」
わけがわからない。
2人一緒にいてもいいじゃん。
「この2人が協力し合うと必ず雨が降る」
「うそっ!?」
すっげぇそれ!!
「というわけで文次郎と小平太は代われ」
「なっ・・・・・・断る!!雨の中戦うのも修行のうちだ!!」
「いいのか?そんなこと言っても」
仙蔵って人が笑うと(黒い笑顔だ!!)、文次郎って人の顔が引きつる。
「そうかそうか。ではあのことを「小平太!!代われ!!」
必死になって仙蔵って人の言葉を遮る文次郎って人。
一体2人の間に何があったんだ。
「えー、私ちゃんと一緒が「代わってくれ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった」
しょんぼりしながら小平太って人が言う。
『えーっと、チーム編成も終わったようなので始めてもいいでしょうか?』
「ああ、いいぞ」
いつの間にか仕切っている仙蔵って人。
『では、よ〜い』
ピストルを空に掲げる。
「ちょっと待ったぁぁぁぁぁあああ」
今度は私がそれを止めた。
『ど、どうしたんですかさん』
「始める前に、あなたたちの名前教えてよ!!」
成り行きでチーム戦することになった5人に向かって言う。
あ、伊作が乱太郎たち(保健委員の子たち?)に端っこの方に運ばれてる。
「皆私の名前知ってるのに私は知らないなんて気持ち悪いよ!!」
だから名前教えてください。
〜って人って言うの、面倒くさいんです。